ニンニク味噌¥100- 新発売
穏やかな味噌ラーメンの味を、
ガツンとした印象に変える、、
オリジナル味変-薬味【ニンニク味噌】
北海道の米麹味噌と豆板醤で味を調えた、
ピリ辛味の生ニンニクペーストです。
ニンニク味噌のできるまで①
この取り組みは、すでに3回目の収穫シーズンを経過しました。
初めての収穫は、2020年の夏でした。
圃場は札幌市、南区、真駒内です。
ここは、
札幌市立みなみの杜高等支援学校、
ファームコースの試験農場です。
少しずつ作付け面積を増やしてもらい、
2022年は、10㎏の納品をしていただきました。
今年になって収穫も安定してきて、
諦めていたニンニク仕入れの「地産地消」を、
改めて本気で調べ始めたのです。
かつては日本一の生産量があった北海道のニンニクは、
🧄中国産に押されて低迷期が長いこと続きました。
今日2022-12月20日、
札幌青果市場を通して入手できるニンニクの価格は、
中国産が438円/㎏。メジャーな青森産が2,280円/㎏。
北海道産は高価というより「入荷なし」です。
ラーメン札幌一粒庵では、毎日スープの出汁にも、
チャーシューの煮タレにも、香味ラードにも、
元気のでるみそラーメンのひき肉ベースにも、、、
あらゆる料理にニンニクを多用しております。
原価~ラーメンの売価を計算すると、
ニンニクの地産地消は誠に辛苦な課題なのです。
そのような逆境の中、
北海道産ニンニク供給に明るい希望が見えてきました。
ピンク色の表皮が特徴の北海道在来品種の優秀さが、
見直されて復興の兆しがあるのです。
国内において北海道産ニンニクは、
昭和 48 年(1973 年)には市町村単位として全国一の栽培団地(116ha)を確立し特産品 となっています。
しかし、安価な中国産の流通や青森県産の登場により外見品質が消費者に好まれなく なったことにより一時期栽培面積が衰退しました。
近年は、青森が年産14,000トンくらいで抜群の生産量です。
北海道と香川県が800トン弱で二位争いを続けている状況です。
青森で盛んな栽培種はホワイト6片種などですが、こちらの種は土壌から線虫の寄生被害が出ており苦戦している様子です。
他の農作物でも、北海道は病害虫の被害は少なく、低農薬農業が可能です。さらに輪作という習慣が定着しており、連作障害が少ない優位性があります。実際、大島が滝川市や美唄市の農家で聞いた話では、小麦やビートなどの合間にニンニクを混ぜて輪作すると、畑の健全性に有効だと断言されていました。
さて一時は作付面積が衰退した北海道在来種の強みは、 2019年に北海道大学の植物病原学、
両國先生 https://www.agr.hokudai.ac.jp/gs/master/2016/16011400.pdf
高橋先生 https://www.agr.hokudai.ac.jp/gs/master/2019/19013400.pdf
らが、ウイルスフリーなニンニク🧄の種?を取ることに成功したことです。
北海道のニンニク農業にとって大きな技術革新をもたらしてくださいました。追い風です!
ラーメン札幌一粒庵では、最先端のニンニク🧄生産現場から仕入れた地元のニンニクで、
ガンガン試作を開始しております。