札幌市立みなみの杜高等支援学校でゲストティーチャー:『ラーメン札幌一粒庵のおもてなしとこだわり』授業を行いました。
第一部
創業の精神・・・「 こころ 」
私は、2004年に、すすきの地区にある「元祖・ラーメン横丁」の一角で創業しました。
元祖ラーメン横丁には、合わせて17軒のラーメン店が軒を連ねております。その多様性において、日本中のどのラーメンテーマパークよりも競争が激しい、密度の濃いラーメン商業地区と言えるでしょう。
「選ばれる店」にならなければ、生存できません。それを自覚したその時。私が決意したのは・・・
それはラーメン横丁一粒庵のお出しものは、
「こころ」にしようと。
こころ
北海道の大地の恵み・・・小麦
ラーメンの「麺」の主原料である小麦の、一粒一粒までも大切に味わいたい。
その思いが、『 ラーメン札幌 一粒庵 (いちりゅうあん) 』の店名の由来です。
誰もが忙しい時代、ファストフードはどこにでもあります。
でも ラーメン札幌 一粒庵では、北海道の良い食材を 丁寧に料理して じっくり味わう。スローフードに取り組んでみようと考えています。
1.ラーメンに対する こころ
わたしは、「素材に優る調理はない」と考えております。
だからわたしは、北海道産の食材へのこだわりを大切にしています。
ラーメンの本場 札幌で、地元のよい食材を使って、ラーメンを作れることに喜びを感じております。
ラーメンを召し上がって下さるお客様には
ぜひ、「おいしい感動」をしていただきたい。
ラーメンを通して、おいしい食材を育む北海道の自然と風土の素晴らしさをお伝えできれば幸いです。
2.店(庵)を訪れるお客様に対する こころ
小さな当店をお茶室に見立て、店名に「 庵(いおり)」の字を入れたのは、茶人 千利休が説いた「一期一会」をこころの目標にしたいからです。
そして、まずは身近な地元の方にご満足を。
それが、外来の方にも伝わるように。
わたしは、自分のラーメンが「理解され、愛されること」を望むそのまえに、まず自らが、お客様のお望みを理解したい。
まず自らが、お客様を愛することを心がけたい。と思います。
接客の真髄は奉仕のこころ。
『一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。
だが、死ねば多くの実を結ぶ。』聖書 ヨハネ十二章二十四節より・・・・
二〇〇四年一月六日(創業日)
ラーメン横丁一粒庵 店主 大島 庸司
第二部
コロナ前までの、行列のできる営業風景。
忙しいという字は、心を亡くす、という状態の表形です。
そこで、、、、
第三部
動画 私たちがやってるのは、おいしい北海道を守り、育てる仕事だ。
志を持って毎日の仕事を行いますが、褒められることばかりではありません。
接客は、奥が深くて難しい。
つい最近も、「客がいるのに、電話で話すな!」と怒られてしまった事件をご紹介しました。
電話内容は、複雑で重要。PayPayサポートからの「決済」に係るトラブルについての解説で、急ぐ必要のある内容でした。でも、お客様には関係ありません。
あなたなら、どのように対処する?と質問して、、、
グループディスカッションの良いネタになりました。
求人ページ 動画
おもてなしのスローガン
1.お客様の目を見よう。
2.お客様に声をかけよう。
3.お客様に手を差し伸べよう。