ビザ取り物語・MINOは何しに日本へ!

2022/07/10 ブログ
ミノさん1

台湾国籍 MINOの紹介です。

2022年7月より就労ビザを取得して、本格的にラーメン札幌一粒庵の料理人として活躍しております。

1983年生まれ、てんびん座、独身、6人兄弟の長男です。

2017-4月ミノ

出会いは、2017年3月です。

MINOは香港国籍企業、Three King社の社員としてラーメン札幌一粒庵の研修に来ました。

一か月の現場研修を体験し、、、

2017年⁻12月ー上海

      

上海ー外装

2017年ー6月に上海店を開業し2019年ー6月まで営業しました。

2020-12月来日

その後MINOは、一度ふるさとの台湾に帰国していました。

大島はMINOとの出会いが捨てがたく「札幌で、本物のラーメンを修得しなさい」と提案!

MINOの心に火が灯りました。

2021 日本語の勉強

決心してからの苦難の道のりがドラマチックです。

 

まず、外国人は簡単には就職できません。

日本人同士の雇用契約では、採用企業と求職者、当事者の意志があれば契約成立です。ところが外国人が就職するには「ビザ」が必要です。ビザが無ければ入国し滞在することは出来ません。

その「就労ビザ」の取得が容易ではありません。日本のサービス業界は厳しい人手不足が慢性化しており、厚生労働省は外国人雇用の重要性を認めて施策を出しています。

少子高齢化に苦しむ、我が国の労働市場の課題として、経済産業省も、日本経済の継続的振興には、外国人就労者を積極的に増やさねば、日本の各業界は経済成長が苦しいことを熟知しています。国際競争力的にも、近隣他国が外国人雇用を積極化すれば、日本は「働き手不足」で窮地になり、生産力はじり貧に墜落です。

 

このような事情にもかかわらず、法務省の入国管理局は涼しい顔をして、旧来のままの入国管理行政を、とてもまじめに継続中です。つまり事業者が喉から手が出るほどに人手不足に喘いでいても、求職者が日本で円を稼ぎたくても、関所の門は鎖国時代かのように重たいままです。

 

それを見事に乗り越えて、

入国管理局に就労ビザを申請し2022-7月1日ついに取得しました。

 

 

 

上海メンマ

ミノの技を少しずつラーメン札幌一粒庵でお楽しみ下さい。この画像は上海店で評判の良かったメンマ。

現在ラーメン札幌一粒庵では、【しょうゆラーメン】【しおラーメン】のトッピングで味わえます。

そして、、、

 

つけ麺2022

6月15日新発売

辛いメンマ付き 魚介つけ麺-2022 ¥1.000-

メンマの魅力を堪能してください。

料理人ミノ

2022-7月1日 就労ビザ取得に成功!2017年の出会いから早や5年。料理人ミノ頑張ってます。

 

裏話を少し紹介します。

2019年6月にThree King社は上海店の経営を止めました。立地は地下鉄「静安寺」駅近く。The Portman Ritz Carruton(HOTEL)に隣接した上海商城というテナント飲食店街なので、集客が悪いとは言えない立地でしたが、同社は立地を変えたいという意向がありました。

 

ミノは秋から台湾に帰省して、料理人として再就職していました。

 

2019年秋。その彼に連絡を取り札幌での就職を提案しました。冬のスキーシーズンに彼はフィアンセを同伴しバカンスに来ました。返事はOKでした。2020札幌雪祭りで、武漢から来た中国人旅行者から、日本へコロナウイルスが初めてもたらされた直前のことでした。

 

ミノはストレートに札幌へ来て、雇用契約を結び当社で就業するということはできません。就職には『就労ビザ』が必要で、その取得には二つの要件が求められます。①日本語検定試験N4レベル以上の合格。②特定技能者試験の合格です。

 

まさかコロナショックが、世界をこれほどまでに震撼させるとは、誰も予測していませんでした。2019秋から冬にかけて私たちはコロナとは無関係に一つの作戦を立てていました。

 

そもそも制度的には、就労ビザに必要な2つの試験は日本国外、例えば台湾に居住していても受験の機会はあります。しかし自分に置き換えて鑑みても、飲食業界の従事者は、就労しながら資格試験に挑戦することが困難です。日々の業務は心身を消耗し、学びには強い意志や資金がなければ無理です。そこで立案した作戦は「日本語留学」です。ラーメン札幌一粒庵ではすでに近年、複数の外国人留学生・アルバイトを採用していました。留学ビザならば卒業までの年限は札幌に住み、ラーメン札幌一粒庵での就業が可能です(☞時間制限はあり)。要件になる2つの試験はいずれにせよ日本語の出題なので、語学力の習得は避けられないハードルです(☞このハードルはとても高い)

 

ミノはすでにベテランの料理人(社会人)です。頭脳が柔軟な若者ではありません。まして人生の経験の中で「語学」を好んで学ぶ。という志を持っている人ではない。語学が好きな、いわゆる普通の留学生とはスタートが違いすぎます。

 

ミノがこれらの負荷を乗り越えたことは、大きな価値があります。それほどまでに彼はラーメン札幌一粒庵を学びたかったのです。

 

だから、2022-7月1日 ミノが就労ビザ取得に成功したことは、私たちにとっての大きな成功物語なのです。

 

 

 

 

 

 

アスクゲート日本語学校を無事に卒業

2022-3月31日、アスクゲート日本語学校を無事に卒業。日本語で話しかけてくださいね。

 

裏話ー2

さて、ミノは作戦通りにアスクゲート日本語学校に入学し、卒業いたしました。

 

ところが、その道のりも決して平坦ではありませんでした。そもそもミノが親族一同から資金を調達して日本語学校の入学金を収めたのは2020年の3月末。新千歳空港への直行便を購入し、4月4日に出発します。という連絡を交わしていました。入学受け入れ準備を整え、居住する寮を準備し、、、私もいろいろ手を尽くしていました。

ところが無情にも、日本国政府は4月3日に、台湾からの渡航禁止を発表しました。一日違いでミノは日本に来ることが出来なくなりました。ショックです。しかしミノは諦めませんでした。アスクゲート日本語学校の協力も得て、春からはオンライン授業を開始しました。継続すること8か月。ミノは仕事の合間にコツコツとオンライン学習を継続しました。そしてついに、、、

日本のコロナ感染第2波と3波の間隙を突き、2020年12月14日、ミノは雪の札幌へ到着しました。作戦立案して実行してから丸一年が過ぎていました。

2021年、年明けから日本の飲食業界はコロナショックに仕事を奪われて沈み込んでいました。ミノは反転、ラーメン札幌一粒庵で仕事に従事しながら日本語の猛勉強に励んだのでした。

 

そのようにして、2021年秋にはN4レベルの日本語検定に合格(本人はN3合格に意欲を持ち続けている)。冬には「外食産業・特定技能者試験」に合格しました。

 

一歩づつ登ったミノの踏み後を、大島はとても尊い時間だと思います。ラーメン札幌一粒庵での活躍を心から祈っています。